Ninja400 2021年モデルのヘルメットロックを移動させるベストな方法

Ninja400のヘルメットロックの場所は使いづらい

ネットでは多くの人が、下記のキジマのリロケーションステーを利用して、ヘルメットロックの位置を変えているようです。

私もそうしたのですが、ちょっと手こずったので、参考に資料を残します。

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もともとついているヘルメットロックをそのままにして、別売りのヘルメットロックを買ってつける案もありますが、それだと鍵が増えてしまいます。

私は鍵が増えるのは嫌なので、もともとついているヘルメットロックを外すことにしました。

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マシンからステーごと外したところ

最初に結論を言うぞ

最初から、カウルを外して、ステーごとヘルメットロックを外してから、T型 トルクスドライバーでステーからヘルメットロックを外すのがベストだと思います。

以下は、私の失敗とヘルメットロックを移動させるまでの記録です。

ヘルメットロックを固定しているネジが外せない・・・

T型 トルクスドライバーT30 を使用して、ヘルメットロックをステーから外す必要があります。

ドライバーを押し込む方向に力を入れると、ステー自体が曲がってしまい、うまく押せません。

また、ネジが強力なネジロック剤で固定されており、私は外すことができないどころか、結局、ネジ頭を致命的になめてしまいました。。。(上の画像のネジ頭をご覧ください)

かなり泣きそうですが、このままでは無理だと判断し、まずはマシンからステーごとはずせないかと考えました。

マシンからステーごと外す

作業順は下記の通りです。

1)リアシート、フロントシートを外す。

2)ヘルメットロックがある側の上のカウルを外す。  ボルトを2つ外して、引っ張れば取れます。

3)外したカウルの下の、ヘルメットロックがあるところの、ちょっと上にカウルを止めているボルトが1本あるので、それを外す。  カウル全体を外す必要はありません。このネジを1つ外せば、すこしカウルを浮かせて、ヘルメットロックのステーを止めているボルトに手が届きます。

4)カウルを浮かせて、隙間から薄型ラチェット(六角5mm)で、ヘルメットロックのステーを止めているボルトを外します。  このボルトにはネジロック剤が使われていません!!  簡単に回せます。

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マシンから外すときに使った薄型ラチェット

致命的になめたネジを外す

なめたネジを外すインパクトドライバーを使いました。

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使用したツール

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作業中

簡単には回らず、ハンマーでかなり強く何度も叩き、やっと外せました。。。

ネジロック剤が強過ぎるよ・・・外させる気ないでしょ!!!

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外せました

あとは、キジマのリロケーションステーで、マシンにヘルメットロックを取り付ければ完了です!!

ステーに取り付けるときのネジ(もともとのネジは潰しちゃったので・・・)は、M6 x 30 皿ボルト です。

ネジロック剤は、はずせなくなるから、強いのはやめとこうぜ!