Ninja400のヘルメットロックの場所は使いづらい
ネットでは多くの人が、下記のキジマのリロケーションステーを利用して、ヘルメットロックの位置を変えているようです。
私もそうしたのですが、ちょっと手こずったので、参考に資料を残します。
もともとついているヘルメットロックをそのままにして、別売りのヘルメットロックを買ってつける案もありますが、それだと鍵が増えてしまいます。
私は鍵が増えるのは嫌なので、もともとついているヘルメットロックを外すことにしました。
最初に結論を言うぞ
最初から、カウルを外して、ステーごとヘルメットロックを外してから、T型 トルクスドライバーでステーからヘルメットロックを外すのがベストだと思います。
以下は、私の失敗とヘルメットロックを移動させるまでの記録です。
ヘルメットロックを固定しているネジが外せない・・・
T型 トルクスドライバーT30 を使用して、ヘルメットロックをステーから外す必要があります。
ドライバーを押し込む方向に力を入れると、ステー自体が曲がってしまい、うまく押せません。
また、ネジが強力なネジロック剤で固定されており、私は外すことができないどころか、結局、ネジ頭を致命的になめてしまいました。。。(上の画像のネジ頭をご覧ください)
かなり泣きそうですが、このままでは無理だと判断し、まずはマシンからステーごとはずせないかと考えました。
マシンからステーごと外す
作業順は下記の通りです。
1)リアシート、フロントシートを外す。
2)ヘルメットロックがある側の上のカウルを外す。 ボルトを2つ外して、引っ張れば取れます。
3)外したカウルの下の、ヘルメットロックがあるところの、ちょっと上にカウルを止めているボルトが1本あるので、それを外す。 カウル全体を外す必要はありません。このネジを1つ外せば、すこしカウルを浮かせて、ヘルメットロックのステーを止めているボルトに手が届きます。
4)カウルを浮かせて、隙間から薄型ラチェット(六角5mm)で、ヘルメットロックのステーを止めているボルトを外します。 このボルトにはネジロック剤が使われていません!! 簡単に回せます。
致命的になめたネジを外す
なめたネジを外すインパクトドライバーを使いました。
簡単には回らず、ハンマーでかなり強く何度も叩き、やっと外せました。。。
ネジロック剤が強過ぎるよ・・・外させる気ないでしょ!!!
あとは、キジマのリロケーションステーで、マシンにヘルメットロックを取り付ければ完了です!!
ステーに取り付けるときのネジ(もともとのネジは潰しちゃったので・・・)は、M6 x 30 皿ボルト です。
ネジロック剤は、はずせなくなるから、強いのはやめとこうぜ!